酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者の職務について

2026.04.24

当社では下水道の清掃・調査・補修を行っております。

マンホールに入る前は酸素および硫化水素濃度測定を必ず実施します。

そのなかで、主任者が絶対にやるべき「4つの職務」を整理しました。


主任者が絶対に果たすべき「4つの職務」

法令(酸素欠乏症等防止規則)で定められた職務を、現場目線で噛み砕くとこうなります。

① 作業方法の決定と指揮

ただ「気をつけろ」と言うのが仕事ではありません。

  • 換気設備の配置: 確実に空気が送り込めるようにする。

  • 安全な手順: 入場前の測定、入退場の記録など、ルールを徹底させます。

  • 指揮: 危険な作業をさせないための安全管理をします。

② 測定の実施

  • 作業開始前に、必ず酸素濃度と硫化水素濃度を測定します。

  • 酸素濃度 18%以上、硫化水素濃度 10ppm以下であることを確認します。

  • 測定器の校正(メンテナンス)が切れていないかのチェックも主任者の仕事です。

③ 換気・保護具の点検

  • 換気装置: ファンが逆回転していないか、ダクトが破れていないか。

  • 保護具: 空気呼吸器が正常に機能するか。

  • 救急用具: 万が一の際、救出するための三脚やライフライン(命綱)が揃っているか。

④ 異常時の即断即決

もしも酸素欠乏やガス発生の恐れが生じたら?

  • 直ちに作業員を退避させる。

  • 立入禁止の措置をとる。

  • 原因を特定し、対策を講じるまで再入域させない。


【豆知識】なぜ「硫化水素」はセットなの?

酸素欠乏症等防止規則では、場所によって「第1種(酸素欠乏のみ)」と「第2種(酸素欠乏+硫化水素)」に分かれています。 特に下水道や、し尿処理施設などは、有機物が分解されて硫化水素が発生しやすいため、より厳格な管理が求められます。硫化水素は高濃度だと「腐卵臭(卵の腐った臭い)」すら感じなくなる(嗅覚が麻痺する)ため、測定器だけが頼りです。


まとめ:主任者は「現場の命綱」

酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者の仕事は、無事故無災害で現場を完了することです。

  • 測定を怠らない

  • 換気を止めない

  • 異常を感じたらすぐ逃げる

この3点を徹底して、今日も安全作業でいきましょう!

下水道管路施設の清掃や管内点検および調査、補修工事」・「強力吸引車による産業廃棄物処理(汚泥処理)や排水設備の清掃」・「側溝や河川、池の清掃・しゅんせつ」・「貯水槽や配水池の清掃」など、豊富な実績の私共にお任せください。

 

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